『コロナワクチン』打ったら人生変わった

ワクチン打っただけなのに…右脚に麻痺が出た。これからどうやって生きて行こう…

ゴールデンウイークは入院中

あし・アシ・足・脚・肢    日本語は奥深い

こんにちは リ・ハビリスです。

 

 

前回 期待に胸を膨らませ、総合病院を受診しました。

検査はゴールデンウイーク明けからの予定でしたが、早期発見・早期治療・早期回復を考えて、直ぐに入院する事になりました。

入院すれば、無理して階段を下りたり上がったりしなくてもいいし、連休中にもし何か他の症状が現れたとしても、診療時間や休みを気にしないですみます。

それに、やはり早く原因を突き止め治療を始めたいからです。

家を離れるのは寂しいけれど、家族に口うるさい母の居ぬ間の~パラダイス~をプレゼントしてあげるのもいいかもな…と。

 

入院準備

 

2022年4月22日 ワクチン接種から20日

12:30に病院に行き、事前検査として

●胸部X線

●心電図

PCR

を行い、その後入院の説明を受け、入院診療計画書や同意書など、いくつかの書類に署名をし、『入院の手引き』をもらって16:00終了になりました。

 

この日は新たな痛みが出現。

右股関節の外側。(「きをつけ」をした時にちょうど手首の内側が当たるくらいの位置で、直径30cmほど)ここから股関節にかけて痛みがありました。

わりと強めの痛みで、歩いたり座ったりの動作がかなり大変でした。

 

 

2022年4月24日 接種から22日目

15:00 入院

●右股関節の痛み(左の股関節の痛みはほぼ治まった)

●右足つま先は、80度くらい外側に向けて歩くのがラク

●右脚麻痺

●右足つま先と踵が、それぞれ少しだけ上げられる様になる

 

左側に重心をかけ、右脚は引きずる様に歩きます。何故かつま先を真っすぐに向けると右股関節が激しく痛む為、右足つま先は80度くらい外側に向け、引きずりながら歩きます。

そして、知識の無い私はその原理が解りませんが、

両足を並べて直立から右足の裏を地面に着けたまま後ろに滑らせる事は出来ます。

横に滑らせる事も出来ます。しかし、何故か前にだけ出す事が出来ません。

神経のつくりが複雑に出来ているからなのでしょうか。

 

 

入院初日、明日は一番に『ルンバール検査』がある為、不安と緊張で少しナーバスになっていました。珍しくお通じ無し。

 

『ルンバール(腰椎穿刺:ようついせんし)』

髄液を取り出すために針を腰骨に刺すことを腰椎穿刺、ルンバールと言います。

これにより髄液を採取して、髄液の圧や成分を調べます。

Google検索より引用

 

 

学生時代に『ブロック注射』を経験しましたが、それが痛くて痛くて。

診察台で横になり背中を丸めて後ろから、腰に近いところに刺されたのですが、当時ゴリゴリされた(骨を削ってるのか!?と思うほどゴリゴリされました)記憶が蘇り、入院前からこの検査が憂鬱でなりませんでした。

 

 

2022年4月25日 接種から23日目

 

入院後、最初の朝

 

3:17 目が覚める

 

何度瞼を閉じても再び眠る事は出来ず、諦めてそのまま本を読み始めました。

この入院では何冊か本を持ち込んでいました。

好きな作家のエッセイや、ビジネス本に美容系、ネット購入で届いたばかりの『ベルサイユのばら』も全巻持ち込んでいました。

 

 6:10  洗面

 7:50  朝食

10:00   ルンバール検査

 

病室の私のベッドの上で検査は始まりました。

 

最初に副担当医の男性医師が登場。私は緊張でガチガチになりながら、主治医の居ぬ間にこの検査がどれだけ痛いのかを探ります。そしてしばらくの後、私に針をブッ刺す女医の登場。

怖い怖いと言う私を勇気づける主治医=女医。「大丈夫ですよ、最初に麻酔の針がチクッとするかもしれないですけど~」

私の心の声が即ツッコミます。【ウソつけ!チクどころかゴリゴリだわッ!!】

 

・・・・・ん? 主治医も副担当も揃ったのになかなか始まりません。

【序章が長いと緊張感が増す一方なんだけどなぁ】

すると急に主治医が流暢に喋り始めました。心の声はつぶやきます【いやいや先生、緊張感MAXで、今私はお喋りどころじゃないんですよ、早く持ち場に就いて始めちゃってください】しかしまだ私の正面から移動する気配も無く。

するとそこに第三の声が…。

なかなか目を離してくれない主治医の視線をふり切って振り向くと、逆光の向こうに私の認知機能では追いつかない何者かが。

【ん?小梅?コウメ太夫なのか!?】もう一度見てみよう。【あッッッ、すっっごいメイクじゃん】二度見してやっと私の認知機能が追いつきました。

バリッバリのばっちりメイクの小柄な女子がそこにいました。

何しに来たの、お嬢さん?

すると…何ということでしょう…副担当がお嬢さんに、ルンバールの説明をしているじゃありませんか。そうか、研修医が見学に来たんだな。

【それでは先生、始めちゃってください。もう覚悟は出来ました】

しかしまだ主治医は持ち場に就きません。そして気付けばなんと、お嬢さんが持ち場に就いているじゃありませんか!!!【ウソでしょッ】また、とてつもない不安に襲われました。【な~んだなんだ、最初からそのつもりだったんだな】

でももう仕方ない。研修医を信じて任せるしかありません。

 

主治医と副担当医が彼女に細かく指示を出しています。なかなか進まないな。【オイオイ、早くしてくれ~】

そうこうしているうちに、途中痛みに声が出ました。右側臀部から陰部にかけて、激しくピクピクと痙攣のような症状が現われました。同時に激しい痛みも。 

主治医から研修医に指示が飛びます。しばらくするとスーっと痛みは引き、検査は終わりました。

 

10:50 ルンバール検査終了

10:55 採血(左ひじ内側)

 

検査後は、一時間横になっている様に指示されました。

 

ルンバール検査後に、しばらく右脚の腿からつま先までの間に嫌な感覚が現われました。重苦しい様な、つまる様な、何とも言い表しがたい感覚と、ジンジン痺れる様な感覚がしばらく続きました。足首も動かなくなりました。

 

 

18:40 夕食

19:00 清拭、着替え

 

ルンバール検査後の、あの嫌な感覚と痺れは回復し、足首も動く様になりました。ベッドの上でふと脚を動かしたら、自力で立膝が出来ました。いつもは手を使って自分の膝を持ち上げなければ出来無かったので、少し前進です。

そしておかしなもので、仰向けに寝た状態で右脚を真っ直ぐ伸ばす事は困難ですが(股関節に痛みと違和感が出るため、膝を曲げている方がラク)、上半身を起こして座れば右脚は伸ばせます。

ちょっとした動きでも、これは出来る、これは出来ない、というものが様々あります。

これが神経から来ているのであれば、人間の体とは繊細で緻密なんだな…とつくづく実感です。

 

明日もいくつか検査の予定です。

一日も早い原因解明と回復を願いながら 就寝…