『コロナワクチン』打ったら人生変わった

ワクチン打っただけなのに…右脚に麻痺が出た。これからどうやって生きて行こう…

新たなる決断~「日本死ね」再び・・・

新しく何かを決断する時、私はとても慎重になる。

これでもか!!というくらい慎重になる。

石橋を叩いて確認し、先に誰かが通るのを見届けてから渡るだろう。

勢いで突き進める人が、心の底から羨ましい。

 

こんにちは リ・ハビリスです!

 

 

なかなか紹介状を受け取れず、これまたなかなかリハビリを始められずに、焦燥感に駆られ始めるところまで前回進みました。

ではその後を…

 

 

2022年5月16日 ワクチン接種から44日目

 

総合病院の脳神経内科を退院してから2週間が過ぎた。

しかしまだリハビリ病院への紹介状を受け取れない。

待ちきれなくなった私は、隣の地区に発見したリハビリ科を併せ持つ整形外科を受診する事にした。

ドクターは別の総合病院の整形外科部長を長年勤めたという経歴の持ち主らしい。

 

背が高く、体育会系の雰囲気の男性医師。

イメージとは裏腹に、とても話しやすいドクター。

 

レントゲン撮影の画像を見ながら問診を行う。

骨に問題は無い。

診察室で立ったり座ったり歩いたり…

診察台の上に横になり、いろいろな角度に脚を動かし可動域や痛みの現れ方をチェックする。

先生の診察はとても慎重で丁寧だった。

入院先の総合病院の整形外科とは大違いだ。

診察の中で、右脚の麻痺と右腕にも麻痺がある事を確認し、初めてギランバレーの可能性を示唆された。

そして更に、最新設備の整っている脳神経の専門病院への受診を勧められた。

もう一つ、入院したのとは別の総合病院の脳神経内科も評判がいいと、そのどちらかに紹介状を書くと言われた。

私は「夫と相談してから決めます」と、その提案を一旦持ち帰る事にした。

 

入院先の主治医からリハビリ病院への紹介状を書いてもらい、リハビリを始めるつもりでいたが、別のドクターからの思いもよらぬ提案に、私の心はザワつき始めた。

そうか…セカンドオピニオン的に診てもらうのもいいかもしれない。

 

そして新たなる決断をした。

紹介状が届いたらその資料を持って、新たな病院を受診しよう。

 

退院してから16日が過ぎた。

しかしまだ紹介状は届かない。

退院してから20日目を迎えた。

そしてまだ紹介状は届かない。

どうなっているんだろう…

主治医はまだ休暇中なのだろうか…

 

紹介状が届くのを、毎日首を長くして待っている私の苛立ちは、もうすぐピークを迎えようとしていた。

 

この怒りと苛立ちをどこに向けたらいいものか。

 

そもそもこのワクチンを接種して本当に良かったのだろうか。

 

「打てよ、打てよ」と散々煽っておきながら、

いざ副反応や後遺症が出ても知らんぷり。

新種のウイルスに新しいワクチン。

まだまだ未知のものである。

そして、そのウイルスがどんな働きをするのかなんて、まだ完璧には解らないでしょう!?

そのワクチンさえも、どれだけの効果があるのか、どれだけ持続するのか、どんな副反応が現われるのかなんて、政府は全く解明しようとしていない。

 

今現在、日本国内にはワクチン接種後に現れた症状に悩まされている人が数多く存在する。

しかし、そのほとんどは副反応だと認められていない。

だから「原因不明」と診断されてしまう患者が急増している。

 

 

ふざけるな。

 

 

 

厚生労働大臣さん

ワクチン接種推進担当大臣さん

あなた方の家族の中に、ワクチン接種後に命を落としてしまったり、味覚・嗅覚障害、麻痺による歩行障害が出たとしても、

「因果関係は認められませんから、ワクチンのせいではありません。さあ皆さん、こぞってワクチンを接種しましょう」と言えるのか!?

 

ワクチンによって生活が一変してしまった人達を取り残したまま、未知なるワクチンにすがる事しかしない日本政府。

 

待機児童問題を抱えたお母さんから発信された「日本死ね

6年経った今も全くそのスタンスは変わっていない日本政府。

 

 

 

今度は私が

 

 

 

日本死ね」・・・再び・・・

 

 

 

 

待てど暮らせど・・・

ガーシー当選…

トランプ氏の大統領就任と同じ衝撃を受けた。

日本も変わるかも…

 

こんにちは リ・ハビリスです!

 

 

2022年5月9日 コロナワクチン接種から37日目

 

先週退院した総合病院の婦人科の受診日。

この婦人科では、毎年会社の健康診断時の婦人科健診をお願いしている。

ここの女医さんとは、病院以外でも付き合いがあるし、とても信頼できる医師の一人だ。

 

名前を呼ばれて診察室に入った時、右脚を引きずる私の姿を見て先生は驚いた。

「どうしたんですか!?」

私はこれまでの事を話し、実は先週までここに入院していた事を伝えた。

更に先生は驚き、そして私にかける言葉を探していた。

 

しばらく医学書のような物を見たり、パソコンで何かを調べたりした後、治療も投薬も無く退院した私に先生は、ビタミンの処方を提案してくれた。

入院中に脳神経内科の主治医からもビタミンB12について聞いてはいたが、主治医はあまり意味が無いと考えていた様で、処方にまで至らなかった。

 

ビタミンB12、薬剤名は『メチコバール』で「末梢性神経障害」傷付いた末梢神経を修復し、特にしびれや痛み、麻痺などの改善、治療に用いられる薬。

 

以前先生の患者さんでこの薬を処方して、症状が改善された方がいるそうで、私とは原因は違うが、出来る事は試した方がいいとお互いの意見が一致し、処方してもらう事にした。

 

入院中は医師に対する失望しか無かったため、先生の気持ちがとても嬉しかった。

 

 

婦人科を出て、会計に向かう途中に脳神経内科の外来受付がある。

主治医に会って帰ろうと思い、一度は向かってみたが、やはり向き直しそのまま帰った。

今週中には紹介状ができるはずだし、明日主治医から私に連絡してもらえると約束しているし。

紹介状はもう少し待つことにしよう。

会計を済ませて薬を受け取ると、そのまま私は帰路に着いた。

 

 

2022年5月10日 ワクチン接種から38日目

 

朝から、通う予定のリハビリ病院のホームページや、近所のリハビリのある整形外科を検索していた。

スマホを手元に置き、主治医からのコールを聞き逃さないように、耳はスマホに集中していた。

火曜日は外来の日だから、連絡が来るとしたら夕方かな…と思いながらも、肌身離さずスマホを持ち歩き、何をしていても気持ちは主治医からの連絡に傾き、他の何にも集中出来ずに一日を過ごしていた。

 

しかしこの日、夕方になっても主治医からの連絡は無かった。

 

忙しいんだろうな…と思いつつ、こちらから脳神経内科の外来に電話を入れてみた。

すると

「先生は休暇を取っているので来週まで来ません」

思いもよらない言葉が返って来た。

『???』どういう事だ???

受付の女性は続ける。

「昨日こちらから電話をしたんですけどつながりませんでした」

『いえいえ、着信はありませんよ』と私。

「お客様の都合でつながらないとなってました」

『そんなはずはありません』

そんなやり取りの末、結局データが私の新しい番号にまだ変えられていない事が分かった。

入院前に、脳神経内科の外来看護師の方とやり取りした時にも、同じ事が起こった。

その時既に新しい番号を伝えてある。

そして、入院の説明の時にも再度電話番号と住所の確認は済ませてある。

どういう事だ。既に二度も新しい番号を伝えてあるというのに。

この日もまた以前使用していた番号にかけていたらしい。

この時、三度目の番号確認をした。

 

それにしても、主治医が休暇を取ったとは…

私が退院後直ぐにリハビリを始めたいと知っているはずなのに。

主治医も直ぐに始めた方がいいと言っていたのに。

 

しかしまぁ、そんな事を言っていても仕方ない。

主治医の休暇が明けたら紹介状を作成し、送ってもらう事になり、電話を切った。

 

一患者の切実な思いはなかなか伝わらないらしい。

患者にとって主治医は一人でも、主治医にとって患者は大勢いるからね。

 

 

 

待てど暮らせど連絡なんて来ない訳だ・・・・

 

 

 

 

部屋とTシャツと私~スピンオフ回vol.2~

私のブログ・・・さっき初めてスマホで見てみた。

なにアレっ!?

勝手にいろいろな広告が貼られていたけど

「シミ取り」とか「たるみに」とか「脂肪吸引」って…

まさかだけど、コレって私に合わせた広告が貼られてるって事ないよね!?

としたら…全く失礼なAIだなッ。

 

こんにちは リ・ハビリスです!

 

 

2022年4月3日に3回目のコロナワクチンを接種した日から、今日で99日目。

もうそんなに…

あの日の夜や、入院中の記憶はこんなに鮮明なのに。

でも、あの痛みはもう忘れかけている。

骨折よりも痛かった。

結石とトントンくらいかな…いやいや、今回の方が痛かったか。

よく耐えたなぁ。

今通っている病院の主治医に言われた。

「それはもう、救急車を呼んでもいいレベルでしたよ。まだ若いから良かったけど、ヘタすれば死んじゃってもおかしくないくらいですよ」と。

確かに呼吸も苦しかったし、丸3日間全く食べられなかったし、何度か意識も遠のいた気がする。頭がクラクラしていたのは、きっと脱水症状だったんだろうな。

もともと痛みには強いと自負しているから、ギリギリまで我慢しちゃうんだよな…

それに、救急車を呼ぶタイミングって難しくない!?

 

あれからもう99日か…

あの日から私の生活は大きく変わったな。

一人では出来ない事ばかりになった。

 

日記のページを遡り、以前記した『できないことリスト』を見てみると

●今までの仕事

●車の運転

●重い物を持てない

●自転車にも乗れない

●立ったままの着替え

日課だったウォーキング

●一人で買い物

●ワンコのお散歩

●お風呂掃除

●立ちっ放しでの洗い物

●座ったり立ったりのガーデニング

●階段の掃除

●ジム通い

●ハイヒールで歩く

などなど…

そして極端に外出が減った。

一番の理由は「ひとに会いたくない」から。

自分のこの姿を見られたくない。

脚を引きずり歩くこの姿を見られたくない。

必要以上の外出をやめ、一日のほとんどを家の中だけで過ごしている。

いつの間にか着るものにもこだわらなくなった。

ほぼ毎日ジャージかジョガーパンツ。

上はTシャツかタンクトップ。

見方によっては「裸の大将」だ。

最近は暑いから、夫の目さえ気にしなければ、パンツ一丁で過ごしたいくらいだ。

そしてほとんど毎日ノーメイク。

確かにシミが増えた気がする。

…鋭いな、AI。

 

そして突然動きを制限された為、通販を利用する事が一気に増えた。

5月はほぼ毎日の様に、配送業者が来ていた。

 

大量の本とCDとDVDに囲まれて、ジャージを着たスッピンの私。

洗面所の鏡を見るたび「ゲッ」と思う。

これもある意味二次障害と言えそうだな。

 

私の『できないことリスト』に挙げられた事は、代わりに夫がそのほとんどを担っている。

朝早くから夜遅くまで働いて、帰って来てからワンコを散歩に連れて行き、お風呂の掃除をしてから洗濯機を回す。

そして、夫がキッチンに立つ時間がかなり増えた。

 

な~んにも出来ない私に、夫は何も言わない。

この現実に、私の気持ちが塞ぎ込みそうになった時だけ「大丈夫だ」と笑う。

すると本当に大丈夫な気がする。

 

夫よ、ありがとう。

 

生まれ変わってもまた夫になってくれるかな…

 

 

とりあえず今日は本家の『部屋とYシャツと私』を聴こう・・・

 

 

 

 

復活までの第一歩

もう3ヶ月美容院に行っていない。

3ヶ月で髪ってこんなに伸びるんだな…

 

こんにちは  リ・ハビリスです! 

トリートメント、めっちゃイイやつに変えました。

 

 

2022年5月6日 ワクチン接種から34日目

 

連休が明けた。

やっと復活への第一歩が踏み出せる。

明日は土曜日、今日中に進めなければならない。

来週からリハビリが始められる様に、今日中に準備を整えたい。

 

ステップ1

朝一、まずは管轄の「地域包括支援センター」に電話をする。

リハビリ施設を紹介して欲しい旨を伝え、麻痺の出ている今の様子とリハビリが必要である事、主治医から地域包括支援センターに連絡し、相談する様に言われた事を伝えた。

そして支援センターの方からの質問に答えていく。

いつから麻痺の症状が出ているのか

きっかけは何か

かかりつけの病院はどこか

住所、氏名、生年月日

以上を聞かれ、担当者が代わった。

また一から同じ事を話す。

更に詳しい説明を求められ、正確な日時を伝えようと日記を見ながら話しを進める。

しかし、なかなか私の欲しい情報まで話しは進まず、むしろ話しが嚙み合わない。

 

そもそも圧倒的な私の知識不足からなのであるが、

どうやら医療保険介護保険のどちらで病院にかかるかで、変わる事がいろいろあるらしい。

そのいろいろとは何かを聞くと、介護保険なら施設までの送迎が使えるとか、リハビリ施設の種類とか、リハビリの内容も変わってくる…との事。

担当の方も私と話していても埒が明かないと察し、直接主治医と話したいと言ってきた。

それではその旨を主治医に伝えますと電話を切る。

この時間はまだ主治医は外来診療中なので、電話はつながらないだろう。

では先に、役所の福祉課で医療保険介護保険について教えてもらう事にした。

支援センターの方が言う「リハビリ施設の種類やリハビリの内容の違い」とは、

介護保険を使って行うものは基本的に『高齢の為の運動機能の低下や、認知機能の低下からくる運動障害』などがほとんどで、高齢者施設などに行き、グループで手足を動かしたりという内容です。

例えば、事故や病気の後遺症などで発症した麻痺などの回復を目指して行うリハビリとは、種類が違うと思いますよ。」

という事だった。

そして更に、そもそも64歳以下の場合、厚労省が定めた16の特定疾病以外は介護保険に当てはまらないらしい。

 

な~んだ、なんだ、結局私は全くの対象外って事じゃん。

そうと解ればサッサと次のステップに進もう。

 

じゃやっぱり、リハビリに通う時には自分でなんとかして行かなければならないって事だ。

自転車も車も運転出来ないから、手段としては徒歩か車椅子かタクシーかバス。

第一候補の病院はうちから一番近いけど、歩いて行くには距離があるな…。バスは通っていないし、タクシーを使うほどの距離でも無い。そしたら車椅子か…。

もしくは

バス停が目の前にある病院があれば、うちから少しくらい離れていても、バスにさえ乗ってしまえば通う事はそれ程大変では無い。

バス停が目の前にある病院、どうやって調べたらいいんだろう…

 

とりあえずグーグル検索で病院とバス停を調べたが、なかなか条件の一致する病院は出て来ない。

まぁ、先の事を考えたら、最初から候補に挙がっている、うちから一番近い病院がいいのかな。しばらくは車椅子で通ってもいいし。

 

ステップ2

リハビリ病院を決定し、総合病院の脳神経内科の外来受付に電話をした。

5月9日に、もともと婦人科の予約が入っている。

ちょうどいい。この日に合わせて紹介状を書いてもらい、その足でそのままリハビリ病院に行こうと予定していた為、

外来受付の方に5月9日に紹介状を受け取りたい旨を伝えた。

しばらく待たされた後、「外来看護師に確認をしたところ、5月9日は無理です」と返事が返って来た。支援センターの件についても確認したかった為、主治医と連絡を取りたいと伝えると、9日は主治医は外来には来ない為、10日に連絡をくれるという事になった。

そしてリハビリ病院の決定と、紹介状の作成をお願いして電話を切った。

 

5月9日に紹介状が受け取れないのは残念だが、来週中には受け取る事ができるだろうと、to doリストの次に進む事にした。

 

リハビリ、楽しみだな。

早く始めたい。

その時の私の頭の中には、リハビリを始め、回復して復活した自分の姿しかなかった。

 

 

 

 

ただいま

やさぐれ期、終了~

宿無しじゃないし、家出もして無いけど。

ちょっとグレていて久しぶりに更新の…リ・ハビリスです!

 

 

前回、蜘蛛の糸を引きちぎられ退院したところまでを書きました。

では、つづきから・・・・

 

 

2022年5月2日 コロナワクチン接種から30日目

 

夫のお迎えで家に帰って来たものの、さてこれからどうしよう…。

入院前とそれほど変わらないこの体。

難所の階段…やはり大変だった。

そりゃそうか、片脚動かないんだから。

でもやっぱりウチはいいな。

 

しかしゆっくりもしていられない。

やる事てんこ盛り。

さてさて、何から手をつけようか…

 

 

早速作ったto doリストの1番目

●今後私が通う事になるリハビリ病院の決定→主治医に紹介状を書いてもらう

 

がしかし、リハビリ病院がどこにあるのかも分からないし、何を基準に選んだらいいのかも判らない。

主治医に聞いたところ、入院した総合病院の目と鼻の先に一軒あるらしい。うちからも一番近いし、そこに決める予定。

一応「地域包括支援センターに問い合わせれば、どこがいいのか教えてもらえるので」と言う主治医のアドバイス通りに、連休明けに支援センターに相談してからまた改めて、紹介状の宛先を連絡する約束をして帰って来た。

そういえば、

「リハビリ病院を選ぶ時、送迎も保険内でやってくれる所もあるし、タクシー代が出る所もあるから、ちゃんと調べて決めた方がいいよ」と病院スタッフの方にアドバイスをもらっていた。

なるほど、そういう面も加味して選んだ方がいいんだな…

確かに、今後通う際にはバス停まで歩くのも、バスの乗降も大変だし。

送迎があれば有難いな。

 

◍通える範囲内のリハビリ病院のリストアップ→評判、設備、スタッフなどのチェック

◍私の地区の管轄の地域包括支援センターの確認→問い合わせ

◍候補のリハビリ病院の送迎についての確認

◍リハビリ病院決定→主治医に報告→紹介状作成のお願い

 

以上を5月6日以内に行う

 

 

to doリストの2番目

●杖か歩行器のレンタルor購入

 

どんな物をどこで買ったらいいのかも全く分からない。サイズとか強度とか仕様とか、いろいろ種類があるのかしら?

車椅子のレンタルもあるみたいだけど、どこに頼んだらいいのかも分からない。

 

◍医療機器のレンタル業者の確認

◍医療機器の販売店の確認→実物をチェック

 

 

to doリストの3番目

●限度額適用認定証の確認と清算

 

国民健康保険」か「協会けんぽ」か「組合・共済保険」によって申請場所は変わるが、入院などで医療費が高額になった時、申請をする事によって「自己負担限度額」が決まり、患者の負担が軽減されるらしい。ありがたい。

 

 

to doリストの4番目

●リハビリ用のスポーツウエアの購入

●着脱しやすく安定感のあるサンダル購入

 

 

分からない事だらけだし、やる事だらけだ。

ふぅ~

大変だな…

しかしもう、今は目の前の事をやるしかない。

一日も早くリハビリを始めて、一日も早く復活し、私の日常を取り戻したいのだ。

 

さあ、連休が明けたらバタバタだ。

今夜は久しぶりにお風呂に浸かり、もう何も考えずに、やっと帰って来られた我が家でゆっっくり眠ろう・・・

 

 

 

 

思いがけず・・・

「医者」を嫌いになれない。

だって、好きな「お医者さん」もいるから。

 

こんにちは リ・ハビリスです。

 

 

思いがけず麻痺が出て

思いがけず入院して

思いがけず心が崩れた

 

 

医者はみんなコロナアレルギーなのか。

未知のウイルス、未知のワクチンを受け入れられないのか。

 

だけど…医者だろっ!?

 

ワクチン副反応の患者に向き合わなかった医者

自分には関係ないと言った医者

ここではもうやれる事は無いと、さじを投げた医者

目の前の患者を診ないで書類だけを見ている医者

治して欲しいのでは無く、補償が欲しいんだと思っている医者

 

医者ってこんなんなの?

それとも、コロナが医者まで変えちゃったのか…

 

 

医者の使命って何?

治療と回復のサポートかと思っていた。

その為の原因追究。

原因を探るのは、的確尚且つスムーズな治療を行う為の過程なのかと思っていた。

それなのに、原因不明で終了って…途中で放り投げたと同じ事だよね。

 

回復までの最短距離がわからないのならば、たとえ遠回りになっても、回復の為に出来る事を探して欲しい。

患者の願いは回復と復活なのだから。

原因を探る事がゴールでは無い。

その先の、患者の回復がゴールなのだ。

そしてその為の道は一つじゃないはず。

 

 

2022年5月2日、私は退院した。

「もうこの病院でできる事はありません」と言われたし、

私もそう思ったから。

 

 

思いがけず入院し、つらいはずの入院生活だったが、

私は病棟スタッフには恵まれていた。

分刻みであんなに忙しく動いているのに、全く嫌な顔を見せない。

お願いした事には即座に応えてくれた。

廊下ですれ違えば声を掛けてくれて、

車椅子を出せなくてゴソゴソやっていたら、直ぐに駆けつけてくれた。

必ずどこかから見守ってくれているのだ。

特に私の担当をしてくれた、看護師の若い彼女は、入院中の私の心の支えだった。

愚痴も泣きごともお願いも、全て受け入れてくれた。

体育会系の雰囲気の彼女を、第一印象から私は気に入っていた。

そして最後まで期待は裏切られる事なく、好感と感謝を抱いたまま、

私は退院した。

 

この脚が治ったら、いつか挨拶に行こう。

彼女が喜んでくれそうな、めっちゃおいしい【たい焼き】を持って。

 

 

 

崩壊

日記を読み返し、記憶を辿る事は時に過酷で残酷だ。

 

よし…ダイエット中だけど、コーラ飲んでポテチ食べて解放しよう・・・

 

 

こんにちは リ・ハビリスです。

 

 

手繰り寄せた蜘蛛の糸を掴みながら、

2022年5月2日、私は一縷の望みをかけて整形外科を受診した。

 

神経内科と同じスペースにある整形外科の待ち合いで、私は一人車椅子に座って待っている。

初めてここの脳神経内科を受診したのは、ちょうど2週間前だ。

あの日も車椅子に座ってここで順番を待っていた。

 

40分くらい経っただろうか、「どうぞ」と促され、整形の診察室に入る。

中ではスポーツマン風の男性医師が、私に目を向けること無く主治医からの申し送り書を読んでいる。

 

「よろしくお願いします」

出来る限りの『忖度』を込めて挨拶をした。

 

医師は書類に目を向けたまま「へぇ~、動かないんだ。じゃあ風呂も入れない?」

と訊ねてきた。

【風呂はなんとか入れます】

私の答えに被せるように

「そうだよね、書いてある。風呂も一人で入れるのに脚は動かないんだ、へぇ~」

「ある時は痛がり動かないけど、ある時はスッと動く…って書いてあるよ。へぇ~」

「なんでもコロナワクチンのせいにしたい医者、コロナの副作用とか言ってる医者の口を借りて言うなら、インフルでもなんでもワクチンなんかを接種した時に反応しちゃう事がまれにあって、高熱が出て炎症を起こして、菌やウイルスが入ることによって自分で自分の免疫を破壊して、こういう副反応とかが出る事がある。」

「今は炎症もして無いし。もうそんなに痛くないんだよね。書いておくから。はい、もういいですよ。」

 

 

なんだこれは!?

私に喋る隙を与えること無く診察は終わった。

その間ずっと車椅子に座ったままで、一度だけその場にちょっと立って、つま先を動かしただけ。

私の話しは?

この脚は?

こんなに痛いし動かないよ!

整形外科の診察って、こんなものなの!?

 

「ありがとうございました」を言う前に、助手の女性によって私の車椅子は、さっさと診察室の外に運ばれた。

 

病棟からのお迎えを待つ間、私の心臓はドキドキしていた。

何の言葉も見つからない。

このまま夫の待つ家に帰りたかった。

 

病棟に戻り、毎日私のお世話をしてくれている看護師さんや、介護スタッフの方達の顔を見たら、次から次へと涙が溢れた。拭いても拭いても止まらない。

カッコ悪いけどしょうがない。

久しぶりに泣いたな。

 

 

体だけでなく、私の心までも崩壊してしまった。